化学物質を規制

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概要と費用相場

ROHS指令という指令がEUから出されたことで、日本の産業界も大きな変革の必要が出てきています。ROHS指令とは、精密機器などに含まれる特定の化学物質に対し、混入する量を規制すべきというものです。特定の化学物質には鉛、水銀、カドミウムなどがあり、いずれも人体に対して悪影響を及ぼすことがわかっている物質です。さらに、それらが廃棄された際には自然環境にも悪影響を及ぼすことがわかっているため、そうした観点からも使用に制限がかけられています。ですが、これらの物質は精密機器には欠かせない物質でもあるため、除外されるものもあります。ゼロにするのは不可能であるので、規制量を超えていないかを分析する必要がでてきています。当初発表された化学物質に加え、フタル酸エステルと呼ばれる一連の化学物質も近年ROHS指令に追加されました。フタル酸エステルとは、塩化ビニールなどの可塑剤として幅広く使われている物質です。これまでは赤ちゃんの口に入るおそれがあるベビー用品やおもちゃなどにもフタル酸エステルが多く使われていました。ですが、やはり人体への悪影響があるということで規制すべきという流れができています。こうした流れをふまえて、ROHS指令にあるフタル酸エステルなどの物質を分析するサービスも数多く登場してきています。当初のROHS指令にあった六物質のみの場合は5千〜6千円ほどが相場ですが、フタル酸エステルを含むと2万〜3万円ほどが費用相場です。